創業８０周年に寄せて
 
本日10月1日、ペガサスキャンドル 創業80周年を迎えさせていただきました。これもひとえに、日頃からご愛顧頂いております皆々様のご支援のおかげと、心より感謝申し上げます。
 
父親の、「ろうそく製造業をしたい」との想いからスタートしたペガサスキャンドルの歴史。私も入社して４５年が経ちました。昭和４０年代、オイルショックやドルショックで潰れそうになったとき、社員と社外の多くの皆さまが支援して下さいました。その後、特許製品を次々生み出し経営も順調すぎるとき、逆に油断もありました。自分目線でお客様目線を忘れていました、本当に申し訳なかったと思います。
 
そして今、世の転換期に際しペガサスキャンドルは未来へ脱皮するチャンスに恵まれました。中心になるのは、当然次の世代を担う若者たちです。バトンタッチは、厳しい時ほど人を育てるはずだと確信しています。
 
神様、仏様や人の心に通じる燈火（ともしび）を私たちは作らせていただいています。また、キャンドルの新しい使用シーンを提案できることは、人々に幸せをお届けできる大きな喜びでもあります。これが市場創造の原動力であり、ペガサスキャンドルが一番力を発揮できて、仕事も楽しく自分たちの誇りです。
 
日本人の相手を思いやる心は世界のお手本になれると思っています。従来の資本主義から心の資本主義と言える愛のある経営をしたいと考えています。まだまだ遠く及びませんが、ペガサスキャンドルの中に根付いて欲しいし、又そうしたいと思います。８０周年をスタートとして、ペガサスキャンドルの原点を再認識し、いろいろなモノやコトに心を込めて、お客さまに幸せをお届けできるよう社員と共に精進いたします。
 
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成２６年１０月１日
ペガサスキャンドル株式会社　
代表取締役　　　井上　隆夫