History of Candle

キャンドル(ロウソク)Chapter 5

三国志で諸葛孔明が使ったロウソク

さて、その頃のアジア。中心はもちろん中国ですね。唐代にはシルクロードでヨーロッパとの往来もありましたから、もちろんロウソクも中国に渡っていたでしょう。

「西京雑記(前漢時代の都・長安の制度や生活を書き残したもの)」では、閔越王が前漢の高祖に蜜ロウ200枚を献じた、と書かれています。すでにこの頃には蜜ロウソクが使われていたのでしょう。


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キャンドル(ロウソク)Chapter 4

復活祭(イースター)。

十字架に磔(はりつけ)にされて死んだイエス・キリストが、3日後に生き返ったことを記念する行事ですね。カトリック教会のなかでも、もっとも重要な記念日とされています。毎年、3月22日から4月25日までの日曜日に行われるのが通例で、記念日としては降誕祭(クリスマスのことですね)より歴史が古く、また重要視されているそうです。

この記念日に欠かせないのが灯火。キャンドルライトは新しい生命の象徴として祭壇に捧げられます。このとき、キャンドルには蜜ロウが入っていなければならない、とされています。なぜでしょうか?


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キャンドル(ロウソク)Chapter 3

キャンドルが古代から使われていた痕跡として、燭台の話が2回続きましたが、現在のキャンドルに近い形が登場するのはそれからさらに1000年ほど待たなければなりません。

ローマから南へ約100kmのところにオルヴィエートという都市があります。ここにゴリニー1世という王の墳墓があり、その壁画に現在と同じような形のキャンドルが描かれています。


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キャンドル(ロウソク)Chapter 2

キャンドルの歴史はクレタ島から地中海を超えてエジプトに移ります。といっても、こちらもクレタ島と同じようにキャンドルを使っていた痕跡と思われる燭台が見つかっている、というお話。

黄金のマスクで有名なツタンカーメン王(紀元前1347~1338年)の墓から、目もくらむほどの財宝とともに4つの燭台が発掘されています。


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キャンドル(ロウソク)Chapter 1

さて、松明からキャンドルに移り変わったのはいつの頃からでしょうか?

どのような形をキャンドルと呼ぶかという定義はありますが、ともかく、キャンドルらしいものを使った形跡が初めて表れるのはミノス文明、ミノアとかクレタ文明とも呼ばれている頃のこと。この文明は紀元前2000~1500年頃に最盛期を迎えており、当時、クレタ島はギリシャやキプロス、エジプトなどとの交流ポイントにありました。このクレタ島から燭台が発見されたのです。


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キャンドル(ロウソク)Prologue

遠い、遠いはるか昔。

どのくらい昔かというと、あらゆるものを包み隠す夜の闇に、古代の人々がおびえながら暮らしていた頃。人々はこの地球上で、とても非力な存在でした。

寒さに震え、食物を蓄えることもなく、夜の闇に乗じて襲ってくる獣に対抗する術すら知りません。もし、自然が人々に火という存在を教えてくれなかったら、とっくに人類は淘汰されていたでしょう。


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