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カップキャンドル
また同じカップキャンドルの使い方です。
これは小さくてカップに入っているという便利さから、メインテーブルにも使えるものなのですが、壁際の演出に最適な明りなんです。
前頁のはブランディグラスを大きくしたグラスのお化けのようなガラスのものですが、その下の方に落としこんでちらちらとその映りこみを楽しむものです。
ですから灯をつけるときは上から少し長い点火器でつけるしかありませんが、このキャンドルスタンドは同じガラスでも、昔のランプのようにホヤの部分と下のキャンドルをのせる脚の部分が離れます。
だいたいもう少し大きめのキャンドルをのせるようにデザインされた外国製ですが、キャンドルをそのまま使用すると、どうしても蝋のたれが出て、使用後の片付けが結構大変なのです。
そうなるといよいよカップキャンドルの登場ということになります。この大きさの台の方にもぴったりとカップごとのせて灯をともせるので、何よりも簡単で便利、安全です。
灯をつけてからホヤをかければ、よほど燃えやすいものの傍や下でない限り、心配いりません。
終ったあとの始末も、手間がかかりません。
これも燃焼のよい蝋で出来ているので、まずすすも出ませんし、すべて燃えつきてしまいますから完全燃焼したあとはまったく空になってしまいます。
約4時間は保ちますので、途中で一度消してもまた続きが使えます。
ただあと始末のときに注意したいのは、少々残っている蝋のままのカップをすぐに動かしたりしますと、その蝋があちこちにたれてついてしまったり、問題が起きます。
灯を消したら、ちょっとの間静かにそっとしておくだけで、蝋はすぐに固まってきますし、白く固まったと思ったら動かしても、出してももう大丈夫です。
また、キャンドルを使う上での基本的な注意は、燃えやすいカーテンの傍や紙、障子、プラスティックのすぐそばで使用しないこと。
ことに、こんな壁際の演出として、サイドテーブルにおくときは、充分気を配って、おく場所を選びたいものです。
このランプ型のほかに、普通のワイングラスを使っても、こんなに美しい空間が生まれます。今晩はブルーの好きな人たちの部屋、キャンドルもブルーのものを使っています。
クニエダヤスエ(著)、REI SATO(写真) じゃこめてぃ出版 1992/11/14
- 『キャンドルのある暮らし』
クニエダヤスエ氏:テーブルコーディネーター、NPO法人食空間コーディネート協会筆頭副理事長
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